写真は虫籠窓の施工風景。 施主様の強い要望により虫籠窓を復活する事に。まず外壁面を全て撤去。構造を考慮しながら慎重に解体。ひとつ間違うと、屋根が落ちてしまいます。。。 新たに設ける虫籠窓の『芯棒』を構造体として利用。屋根の加重を均等にヒトミ梁に伝える工夫です。 大工の仕事は下地まで。仕上げは左官の腕次第。。。あとは頼むで!福○さん!!! #
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| 2007-12-19 18:10
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市内某現場。 既存の数奇屋作りの縁廻り(浴室/便所など)を、躯体を残して改修。解体しながら、補強工事を並行して施工。やはり水廻りの柱は予想どうり全滅。根継ぎでは対応できない高さまで傷んでいる為、柱は全て差し替えが必要。。。 数奇屋つくりの軒裏が美しく、心地よい緊張感を与えてくれます。既存を生かし、新設は最小限に。この美しさを損なう事なく改修し、次世代に引き継げればと考えます。。。 #
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| 2007-11-24 19:41
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上海近郊の町『朱家角』。 #
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| 2007-11-24 18:46
| 旅先
写真は某京町屋改修現場。 解体/基礎工事も終わり、いよいよ大工工事へ。しかし、梁及び桁合計7本がシロアリに完全に食べられていました。。。 急遽、工程を変更し合計7本の桁及び梁の差し替え工事を行う事に。すでに建っている町屋の梁を7本入れ替えるのは容易ではありません。既存の柱/小梁等に仕口を合わし、同時に建物の水平/垂直も確保。非常に手間が掛かりますが、今しかできない工事。構造を熟知していないと2階の床が落ちてきます。。。。。 ※小黒柱に取り付けた梁及び桁。幸い柱への影響はなし。交換した、梁及び桁の総長は18m! #
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| 2007-10-24 18:34
| 仕事
写真は某京町屋の揚げ前/イガミツキ風景。 解体工事も終了し、揚げ前/イガミツキ工事へ。人間に例えると『整体』。京町屋改修においては非常に重要な工程のひとつ。 下がった柱を揚げながら、同時に歪みも矯正。一度に多くの『油圧ジャッキ』を使用するため、現場が重なると、ジャッキ不足に。。。。 竣工後は『意匠』に目を奪われますが、全ては『構造の矯正』から。地味な工程ですが、町屋の水平/垂直が蘇ったときの感動はクセになります。。 #
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| 2007-10-09 20:10
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